
とうとうこの日がやってきました。
Valsで衝撃を受けてからもうしばらく経ちます。
その後、彼の建築は、ほぼ全て見て回りました。
彼の本も読みました。ZumthorWorksだけ高すぎて手が出ていませんが。。
建築に対するスタンス、その作品の詩的空間、表現の方法など敬愛して止まないPeter Zumthorがプリツカー賞を受賞しました。
審査員達のコメントを紹介します。(以後、訳の至らない点はご容赦願います。)
“All of Peter Zumthor’s buildings have a strong, timeless presence. He has a rare talent of combining clear and rigorous thought with a truly poetic dimension, resulting in works that never cease to inspire.”
「Peter Zumthorの作品には、時間を超越した強い存在感を感じる。彼は、清廉で厳格な建築に対する思考と純粋に詩的な空間を結びつける類い希なる才能を持っている。彼の作品からは、絶えずそれが感じられるのだ。」
別の審査員、
“Zumthor has a keen ability to create places that are much more than a single building. His architecture expresses respect for the primacy of the site, the legacy of a local culture and the invaluable lessons of architectural history.”
「Zumthorは、一つの建築という存在以上の場所を創造する非常に豊かな才能を持っている。彼の建築からは、場所、その場所が作り上げてきた文化が生み出してきた受け継ぐべきもの、先人達が築いた歴史への尊敬の念を感じる。」
ETHで、アルド・ロッシから脈々と受け継がれているコンテクストに対する考え方、都市へのまなざしや、建築をものづくりと捉えるスイスの建築が再評価されるいいきっかけになるかもしれません。
また、同時に表現重視のものづくりから離れる傾向にある日本の建築界の潮流にも良い影響を与えることを願っています。
話はそれますが、坂茂がプリツカー賞の審査員しているのは今回初めて知りました。
詳細は、以下のwebsiteから。
http://www.dezeen.com/2009/04/13/peter-zumthor-wins-pritzker-prize/#more-28222
写真は、バーゼル郊外Biel/BenkenにあるZumthor設計の集合住宅にいた猫。
<追記>
毎年出ている作品集Bookletが公開されました。
http://www.pritzkerprize.com/laureates/2009/photobooklet2009.pdf




