最近、ホテルのインテリアデザインの仕事をしている。今までインテリアを本格的に勉強してこなかったので、いい機会である。
クライアントとの打ち合わせに望む際のスタンス、プレゼンの仕方など考えさせられることが多々ある。わかりきったことではあるが、言葉やリファレンスだけでイメージを共有するのは難しい。具体的に、かつ抽象的に話さなければならない。コンセプトと形を結びつけロジックが重要である。また、インテリアに関してデザインボキャブラリーが少ないので蓄積していかなければ成らない。やることは、山積みである。
知識と経験を持つクライアントなのでこちらも勉強させてもらいながら進めている。
打ち合わせの度に頭に浮かぶ文がある。
「デザイナーは、表現者であるのはデザイナー自身の人間力が試される。」
以前アルバイトとして働きながら勉強させてもらっていた日本の建築事務所の建築家は、こういっていた。
「仕事をとってくるのは、自分自身の面白さや!」
その言葉の意味をようやく今理解できたと思う。
当たり前だけど、クライアントもお金を払う以上この人に任せたいと思わなければ任せないだろう。そして、そのプロジェクトに対して夢を抱いている。どのように、自分のデザインを貫くか。自分のデザインを貫く一番わかりやすい例は、その人のキャリアがものを言う。キャリアがない自分がどうしたらクライアントを説得できるかが今回の仕事の鍵だと思う。人間力が鍵だとしても、出てくるデザインが魅力的でなければ意味がない。デザイナーは、デザインでみせるしかない。しかし、一介のデザイナーになるには、思想がしっかりしていないといけない。わかりきったことで今更という感はあるが、そういう意味でも、いろんなものを見て、いろんな人と話をすることは大事だと再確認した。
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